どうも。ブログの管理人(夫)です。
台湾人の奥さんと結婚して、あっという間に10年が経ちました。 子供が生まれてからは大変な毎日ですが、奥さんや子供たちに感謝しながら楽しく暮らしています。
「国際結婚って実際どうなの?」「文化の違いとか大丈夫?」って悩んでいる人もいると思います。
今回は、私自身の経験をもとに、国際結婚のリアルな生活をお話ししようと思います。 これから国際結婚を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
国際結婚のきっかけ
奥さんが日本に留学で来日した時に出会いました
私たちが出会ったのは、実はマッチングアプリでした。(当時はまだ新しいものでした)妻が日本語の専門学校に留学してきたときにアプリで知り合い、何度か一緒に食事をしたり遊んだり、日本語を教えたりしているうちに、どんどん惹かれていきました。彼女と一緒にいるうちに、「この人とずっと一緒にいたい」と思うようになりました。
国際恋愛ならではの文化の違いはどちらかというと新鮮さを感じた
国際恋愛では文化の違いが気になるものですが、私たちにとってはその違いがむしろ新鮮で楽しいものでした。台湾は同じアジア圏ですが、日本と違う点もいくつかありました。簡単にまとめると以下のような違いがあります。
コミュニケーションスタイル
言語だけでなく、話し方や表現方法にも違いがあります。海外の人だと直接的なコミュニケーションを好むとよく聞きますが、その通りだと思いました。(奥さんからは普通だ、と言われますが..)
愛情表現
手をつなぐ、ハグ、キスなどの愛情表現の頻度や方法も文化によって異なります。妻は一般的なスタイルでしたが、彼女の友人の話を聞くと、日本とは少し違う部分があるなと感じることもありました。
家族との関係
家族の重要性や親との距離感も文化ごとに異なります。台湾では家族が非常に大切にされ、親や親族との関係が密接です。地域によってはこの点が大きく異なりますが、台湾は日本と似ている部分も多いです。
結婚観
結婚に対する考え方や期待も文化ごとに違います。台湾でも結婚は人生の一大イベントとして重視されますが、結婚に関する古い慣習が日本よりも強いと感じることがありました。(地域差もあると思います)
宗教
台湾は多宗教国家で、地域ごとに信仰する神様が異なります。妻の家庭では、特定の食べ物が禁じられていたり、読経が行われることもありましたが、今ではそうした食べ物も普通に食べています。
時間の感覚
「時間厳守」の重要性や、時間に対する感覚も文化によって異なります。日本では時間厳守が重視されますが、台湾ではもう少しリラックスした時間の捉え方をすることがあります。(ただ私がせっかちなだけかもしれませんが…)
食文化
食事の習慣や食べ物も大きく異なります。台湾では外食が盛んで、朝は朝ごはん屋さん、夜は夜市で屋台が楽しめます。
食材や料理についても、日本で見たことないものが多いです。(日本の中華や台湾のレストランでも見たことないものが多い。)
習慣だと、餃子は主食と考えています。妻から「餃子定食が理解できない」と言われました。台湾では血を固めた料理や臭豆腐、鶏の足など、日本では珍しいものも食べました。
役割分担
家事や育児の役割分担に対する考え方は平等が基本です。付き合っている頃から、分担を決めることなく、お互いに気づいたことを率先してやっていました。サボると怒られるのは今でも変わりません。(チームワークみたいなイメージを持っています)
こうした文化の違いは、日本とは違った新鮮な驚きがありました。お互いの文化を尊重し合うことで、理解が深まり、絆も強くなりました。文化の違いを通じて、毎日が刺激的で、発見の連続でした。
国際結婚を決意した理由
国際恋愛を経験し、国際結婚の決意に少し不安はありました。 言葉の壁、文化の違い、お金の問題、そして将来のこと…。
奥さんが留学で来日していたので、留学終了で台湾へ帰ってしまう、別れてしまうのではないかという想定がありました。
だんだん「この人といつまでも死ぬまで一緒にいたい」という気持ちが強くなり、そこで結婚を決意しました。国籍や文化の違いで結婚できないという壁なんて作りたくない。愛に国境など関係ないと思っていました。 もちろん、国際結婚には、乗り越えなければならない壁がたくさんあります。 それでも、愛する人と人生を共に歩むことができる喜びは、何物にも代えがたいものです。
告白した時から、どうにかなるだろうという根拠のない自信で、国際結婚に向けて全力で挑みました。(そしてどうにかなりました。)
国際結婚の準備
国際結婚の婚姻届けとビザ取得は綿密な計画と準備で乗り越える
国際結婚の手続きは、想像していた通り大変でした…。 必要な書類を書いたり集めたり(コンビニのネットプリント駆使)
役所にも何度も足を運んだり…。会社にも事情を説明して、仕事も調整してもらいました。(本当に会社や当時の職場の人に感謝)
特に大変だったのが、奥さんの配偶者ビザの申請手続き(切り替え)でした。 必要な書類や質問項目が多く、少しでも不備があると、申請が却下されるリスクもありました。質問書の回答も出会ってから結婚まで細かく記載し、プラスで10枚書きました。少しでもビザの審査が通過しやすくなるよう、申請1年前から同棲始める、ご両親へのあいさつ、書類準備と申請日など入念に準備と計画を進めました。
国際結婚の手続きは、本当に大変ですが、諦めずに、一つずつクリアしていくことが大切です。 わからないことがあれば、専門家に相談するのも良いかもしれません。
ちなみに婚姻届け出したときの話と、ビザ取得に関する記事はこちらにまとめてます。
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国際結婚の結婚式は...
私たちは日本と台湾の両方で結婚式を挙げました。どちらの式もそれぞれの国の文化を取り入れたもので、本当に思い出深い体験になりました。日本での結婚式には、妻の家族や友人もたくさん来てくれて、日本の伝統的な結婚式をとても新鮮に感じ、最後には笑顔で「おめでとう」と言ってもらいました。
台湾での結婚式は、日本とはまた違う雰囲気でとても楽しかったです。妻の親戚一同、約300人が集まって盛大にお祝いしてくれました。結婚式を通じて、改めて家族や友人に恵まれていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。(写真はウエディングですが、チャイナドレスも着ました。)
国際結婚生活で感じたこと
国際結婚生活の楽しいこと
何気ない会話の中でも、台湾の話を聞いたりするので、文化の違いを感じることがあり、それが面白いです。 休みの日に、台湾料理を食べたり、日本や台湾の文化を知る場面もあったりして、 お互いの文化に触れ合うことで、世界が広がっていくのを感じます。 国際結婚は、自分自身の成長にも繋がると思います。
国際結婚生活で大変だったこと
私の場合は、言葉の壁に悩むことがあります。中国語が全く話せなかったので、コミュニケーションに苦労しました。台湾は英語も通じるので、英語でも話すのですが、英語も苦手。。 でも、奥さんの協力もあって、少しだけ中国語が話せるようになりました。最近だと翻訳アプリで会話もできるようになったので、コミュニケーションの問題は少しずつ解消されてきました。
大変なこともありますが、お互いを尊重し合い、いろいろ工夫・協力しながら乗り越えてきました。
台湾の文化について
台湾の食文化に感動!
台湾の食文化は、本当に素晴らしいです。 朝ごはん屋さん、レストラン、夜市の屋台など、どれも美味しいです。 小籠包、魯肉飯、牛肉麺…挙げればキリがありません。デザートもおいしいです。
台湾の人は優しかった!
台湾の人たちは、本当に温かくて優しいです。 電車の切符の買い方も迷っていると、親切に教えてくれました。困っている人がいれば、進んで助けてくれます。 台湾に行った時は、人の温かさに触れて、心が和みました。 奥さんの家族も、とても親切で、いつも温かく迎えてくれます。 台湾に来たときは、まるで自分の家にいるかのようにリラックスできます。
台湾の伝統文化や風習
台湾には、長い歴史の中で育まれてきた伝統文化や風習がたくさんあります。 旧正月や中秋節など、台湾独自の行事もたくさんあります。 私自身、台湾の文化に触れることで、新しい発見や学びがたくさんありました。 国際結婚を通して、異文化に触れることができるのは、素晴らしいことだと思います。
国際結婚で生まれた子どもたちのこと
国際結婚で子どもを持つタイミング
私たちは、結婚して数年してから、子どもを授かりました。 国際結婚の場合、子どもを持つタイミングも、重要な決断の一つです。 教育方針や、将来子どもがどちらの国で暮らすかなど、事前に話し合っておくべきことがたくさんあります。 私たちは、子どもが生まれたら、日本語と中国語の両方を話せるように育てたいと考えていました。 そのため、子どもには、幼い頃から、日本語と中国語の両方に触れさせてきました。 今では、子どもたちは、どちらの言語も流暢に話せるようになり、私たちも驚いています。
バイリンガル育児の苦労と喜び
バイリンガル育児は、決して楽ではありません。 でも、子どもたちが、2つの言語を操る姿を見ると、苦労も吹き飛ぶほどの喜びを感じます。 バイリンガルであることは、子どもたちの将来の可能性を広げることに繋がると思いますし、国際的な視野を育むことにも役立つでしょう。 子どもたちの成長を見守りながら、私たちも一緒に成長していきたいと思っています。
子どもにとっての国際結婚
国際結婚をして生まれた子どもたちは、2つの文化を持つことになります。 これは、子どもたちにとって、大きな財産になると思います。 異なる文化に触れることで、多様な価値観を育むことができると思います。 私たちは、子どもたちが、自分たちのルーツを誇りに思い、自信をもって育ってほしいと願っています。
国際結婚生活で寂しくない?
寂しさを乗り越える方法
もちろん、国際結婚生活で寂しさを感じることがないわけではありません。 特に、奥さんのご家族や友人に会いたいときは、寂しくなります。 でも、今は、テレビ電話があるので、気軽に連絡を取ることができます。 寂しいときは、奥さんと一緒に、台湾の家族や友人に電話して、近況報告をしています。
日本と台湾、それぞれの故郷
国際結婚をすると、日本と台湾、2つの故郷を持つことになります。 これは、とても素晴らしいことです。 それぞれの国に、大切な家族や友人がいますし、それぞれの国に、かけがえのない思い出があります。 日本と台湾を行き来する生活は、刺激的で、充実しています。
国際結婚に関するよくある質問
Q. 国際結婚で大変だったことは?
A. やっぱり言葉の壁は大きかったです。 あとはビザの取得など、手続き関係も大変でしたね。 でも、大変だったことよりも、結婚して良かったことの方がはるかに大きいです!
Q. 国際結婚を考えている人にアドバイスはありますか?
A. 相手の文化を尊重し、理解することが大切です。 そして、たくさんコミュニケーションを取ること! 大変なこともありますが、国際結婚は本当に素晴らしいです!
まとめ:国際結婚は大変なこともあるけど、それ以上に幸せ!
国際結婚をして10年。大変なこともありましたが、それ以上に幸せな時間を過ごしてきました。 国際結婚は、文化の違い、言葉の壁など、乗り越えなければならない壁がたくさんあります。 それでも、「この人と結婚して良かった!」と心から思っています。