国際結婚って実際どうなの?文化の違いとか大丈夫?
結婚を真剣に考えている人の中には、不安に感じている人もいるかもしれません。国際結婚は、人生の大きな決断です。特に、家族の反対に遭ってしまうと、心が折れてしまう人もいるでしょう。私も、結婚当初は奥さんのご親族からすぐに賛成できない場面に遭遇しました。でも、諦めずに対話を続けた結果、最終的には理解を得ることができました。
今回は、私の経験を踏まえ、家族の理解を得るための具体的な方法についてお話ししたいと思います。これから国際結婚を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で話そうとしている内容
・家族の反対に遭う現実:「なぜ反対されるのか」理解することが第一歩
・親心への共感と安心感を与える:相手の文化への理解を深め、具体的な計画と準備を示す
・未来への希望と明るい展望を共有する:「新しい家族」としてのビジョンを描き、前向きな情報を提供する
・家族とのコミュニケーション:対話を重ねる:相手の意見を理解し、「家族」として共に歩む未来を約束する
・家族の理解を得るための具体的な行動:一緒に過ごす時間を作る
また、私と台湾人奥さんとの出会ってから結婚までの国際結婚について、こちらの記事にまとめているのでご参考になれば幸いです。
目次[表示]
家族の反対に遭う現実
国際結婚への不安と懸念
国際結婚に反対する理由は、多くの場合、相手の国籍や文化に対する不安に起因します。突然、国際結婚の話を持ち出しても、多くのご家族はその背景や違いを十分に理解していないため、結婚後の生活や将来への不安を感じるのです。その結果、反対されることがあります。
他にも、以下の具体的な問題点もよく挙げられます。
- 子育てに関する価値観の違い:教育方針や家庭での習慣が異なることで、摩擦が生まれる不安。
- 言葉の壁:お互いの意思疎通が難しくなる可能性。
- 生活習慣の違い:食事や日常のルールなど、異なる文化に馴染めるかどうか。
親心からの反対:伝統や文化、将来への不安
家族が国際結婚に反対するのは、決してあなたやお相手に対する信頼や愛情がないからではありません。むしろ、深く愛しているからこそ、心配しているのです。親心から、伝統や文化を守りたいという気持ちや、将来的な不安から、反対しているケースも多いです。中には、国際結婚に対する偏見や誤解を持っている人もいるかもしれません。しかし、大切なのは、家族の反対の根底にある気持ち、つまり「あなたを心配している」という気持ちに寄り添うことです。
「なぜ反対されるのか」理解することが第一歩
家族の反対に遭った時、まずは冷静になって、なぜ反対されているのか、その理由を理解することが大切です。感情的に反論したり、自分の主張ばかりを押し付けたりせず、相手の気持ちを丁寧に聞き、理解しましょう。家族の意見を理解することで、より効果的な説得方法が見えてきます。
親心への共感と安心感を与える
共通の価値観を見つける
家族との共通の価値観を見つけることは、理解を得るための重要なポイントです。例えば、結婚に対する考え方や、家族の大切さ、将来に対する希望など、共通の価値観を基に話し合いを進めましょう。相手との共通点を見つけ、共感することで、距離を縮めることができます。
相手の文化への理解を深める
家族は、相手の国籍や文化について、誤解や偏見を持っているかもしれません。そこで、相手の国籍や文化について、正しい知識を伝え、理解を深めることが大切です。例えば、相手の国に関する書籍を読んだり、映画を観たり、買い物や生活、旅行などを通して実際に文化に触れることで、家族の不安を解消することができます。
また、相手のご家族と一緒に食事をし、食文化への理解をすることも大事だと思います。日本で馴染みのない食べ物でもおいしく食べることで、自分への理解を得られやすいと思います。(ちょっと抵抗感のある食べ物でも頑張って食べました。)
具体的な計画と準備を示す
家族は、結婚後の生活や将来について不安を感じているかもしれません。そこで、具体的な計画や準備を示すことで、安心感を与えることができます。例えば、結婚後の住居、仕事、生活費、子育てに関する計画などを、具体的な数字や資料を用いて説明しましょう。計画性と責任感を見せることで、家族の信頼を得ることができます。(私の場合は、住居が重要だったので、しっかり計画を立てて説明しました。)
未来への希望と明るい展望を共有する
国際結婚のメリットを伝える
国際結婚には、様々なメリットがあります。例えば、異なる文化に触れることで視野が広がり、新しい価値観を身につけることができます。また、国際的なネットワークを築くこともできます。家族に国際結婚のメリットを伝え、結婚後の生活が充実したものであることを理解してもらうことが重要です。具体的な事例を挙げながら、国際結婚のポジティブな側面をアピールしましょう。
私の場合、日本の文化や生活内容の良さを奥さんのご家族にお伝えしたり、日本に来た際に日本の街や観光地などを案内したりして、国際結婚のメリットを伝えていきました。
「新しい家族」としてのビジョンを描く
結婚後、家族は「新しい家族」として、共に未来を歩んでいくことになります。そこで、家族に「新しい家族」としてのビジョンをイメージしていきましょう。相手との結婚によって、どんな未来が待っているのか、どんな喜びが得られるのか、具体的なイメージを伝え、家族に希望を与えることが大切です。
成功事例や前向きな情報を提供する
実際に国際結婚に成功した人たちの事例や、国際結婚に関する前向きな情報を提供することで、家族の不安を解消することができます。インターネットや書籍などで、成功事例を探したり、国際結婚に関するイベントに参加したりするのも有効です。成功事例を通じて、国際結婚の現実的なイメージを共有することで、家族の理解を得やすくなります。
家族とのコミュニケーション:対話を重ねる
冷静かつ誠実に気持ちを伝える
家族とのコミュニケーションは、冷静かつ誠実に行いましょう。感情的な言葉や攻撃的な態度は、かえって逆効果です。自分の気持ちを率直に伝えつつ、相手の意見にも耳を傾け、理解を示すことが大切です。相手の気持ちを尊重し、対話を通して理解を深めましょう。
相手の意見に耳を傾け、理解を示す
家族の意見を否定したり、反論したりするのではなく、相手の意見を尊重し、理解を示すことが大切です。なぜ反対するのか、その理由を丁寧に聞き取り、共感する姿勢を見せることで、家族の心を動かせるでしょう。時には、自分の意見を一時的に抑え、家族の気持ちに寄り添うことも重要です。
私の時は、奥さんのご親族と実際に何度も対話と相手の意見に耳を傾け、理解を示していきました。結婚という重大な決断でもあるので、すぐに理解されることは意識せず、時間をおいて何度も対話を重ねていきました。
「家族」として共に歩む未来を約束する
家族との絆を深め、信頼関係を築くためには、結婚後も、家族との良好な関係を築き、継続的なコミュニケーションを心がけることが大切です。定期的に連絡を取り、家族の近況を聞き、結婚生活の様子を報告することで、安心感を与えることができます。また、家族と過ごす時間を大切にし、一緒に食事をしたり、旅行に行ったりすることで、家族の絆を深めましょう。
家族の理解を得るための具体的な行動
定期的な報告と情報共有
結婚後も、定期的に家族に連絡を取り、近況を報告しましょう。生活の様子、仕事のこと、相手との関係など、具体的な情報を伝えることで、家族は安心できます。また、結婚に関する情報を共有することで、家族の理解を深めることができます。例えば、相手の国に関するニュースや文化を紹介したり、感想を伝えたりするのも良いでしょう。
家族と一緒に過ごす時間を作る
家族と過ごす時間を大切にし、一緒に食事をしたり、旅行に行ったりすることで、家族の絆を深めることができます。特に、相手との結婚を反対している家族には、積極的に一緒に過ごす時間を作りましょう。相手と家族が直接会う機会を増やすことで、お互いのことを理解し、親睦を深めることができます。
私の場合、年に1~2回台湾に行き、家族と一緒に過ごす時間を作っています。
相手の文化に触れる機会を提供する
家族が相手の国籍や文化について、誤解や偏見を持っている場合は、相手の国に関するイベントや文化体験を提供することで、理解を深めることができます。例えば、相手の国の料理教室に参加したり、映画を観に行ったり、伝統的なイベントに参加したりするのも良いでしょう。相手の国や文化に直接触れることで、家族の不安を解消することができます。
まとめ:家族との絆を育む
信頼関係を築き、理解を深める
家族の理解を得るためには、時間と労力をかけて、信頼関係を築き、理解を深めることが重要です。感情的な言葉や攻撃的な態度は避け、冷静かつ誠実にコミュニケーションをとりましょう。相手の気持ちを尊重し、対話を通して理解を深めることで、家族の心を動かせるでしょう。
国際結婚は、新しい家族の始まり
国際結婚は、二人の人生を結びつけるだけでなく、家族同士の関係も大きく変えるものです。結婚を通して、家族との絆をより一層深め、新しい家族として共に未来を歩んでいくことができます。
「家族」としての未来を共に創造する
家族の理解を得る努力を継続することで、未来の明るい展望が見えてきます。家族との絆を大切にし、共に未来を創造することで、国際結婚は素晴らしい経験となり、より豊かな人生を歩むことができるでしょう。
この記事が、国際結婚を考えている方の参考になれば幸いです。